管理会社見直しには、管理会社の性格や経営姿勢、営業体制など、管理業務についてだけでなく、業界全般の動向などにも知見が必要です。
管理会社について専門性を有するマンション管理士に支援を求め、失敗の無い管理会社の見直しを行う。
管理費削減を専門にするコンサルタントもあるが、コストダウンを目標とするだけでは、危険なので、注意が必要です。
顧問業務を委託する中で、議事録作成を委託するなどして、将来理事の代わりが務まるか、管理運営の役割を担ってもらえるか確認します。
マンション管理士に会計業務を委託する中で、監査的な役割を担ってもらい、専門性や信頼性を確認したうえで、役員に登用します。
自主管理の場合では、すぐさま外部専門家を管理者にするのでなく、会計業務を委託して、必要に応じて顧問業務をマンション管理士に委託することも有効です。
大規模修繕工事の際には、信頼のおける修繕コンサルタントを選定して、修繕に関するアドバイザーとして迎えることを薦めます。
修繕コンサルタントの選定には、透明公正な方法により、数少ない誠実な修繕コンサルタント(建物調査診断、大規模修繕設計、工事監理、長期修繕計画策定)を選ぶ必要があるため、専門性の高いマンション管理士にアドバイスを求めることが安心です。
組合員が管理規約の本質的理解をした上で改定をすすめられるよう、管理規約の改定に経験豊富な専門家を活用して、組合員に十分な説明を行いながら、各マンションに合った改定を行います。
規約の改定する際に、組合員の権利に特別の影響を及ぼす場合がありますので、後で問題にならないように、専門家の意見を聞きながら、慎重に進めることが必要です。
防災アドバイザーの活用により、マンションの実情に合った実効のある防災計画を策定し、防災訓練を実施します。
防災計画では、組織作りが重要です。階段ごとに担当者を決めるなど、できるだけ多くの組合員が、計画にかかわり、参加する仕掛けを盛り込んだ計画策定をします。
会計や税務に対して、ある程度の知識がある場合は、税務署に自ら相談に行きます。
税理士やマンション管理士に相談して、支援を受けながら税務申告を行います。
機械式駐車場に空きがある場合は、専門家にアドバイスを求めて、駐車場も含めた管理組合運営の総合的改善を行うことで解決を図ります。
長期滞納者の発生を防止するには、まず、滞納が始まって2〜3ヶ月目に初期対応をきちんと行うかが重要です。長期、多額になってしまってからでは、対応が難しくなります。
管理組合役員の手に負えなくなったら、専門家の支援を求め、的確なアドバイスを受け、法的措置を講じながら回収を図ります。
マンション管理士などの専門家の支援を受け、法律や規約に基づく適正な管理組合の運営を実現します。
管理組合の発起人または運営の中心になることができる方がいれば、専門家に相談して管理組合の立ち上げを目指しましょう。